チューリップ四季彩館/栗生明

植村直巳冒険館で建築学会賞を受賞し一躍有名になった建築家
だが、富山でもこの建築の他( 新湊市営本江住宅 )を手がけている。
学生時代に一度お会いした事もあるが普通っぽい人だな〜と思った。
過去に会った事のある有名な設計者の中では篠原一男はさすがに
独得の雰囲気を持った人だったが・・・


 

ファサード(南)
オレンジ色の建物を、もう一つカーテンウオールの建て囲む形で構成されている。オレンジの建物は展示空間となっており、オレンジの建物を出たり、入ったり、通り抜けたりさせる事で、空間に変化をつけている。

 

 

 

 

裏側(北)

いちよ、こちら側からもアプローチできるみたいです。それにしても、所どころに見られる、列柱はなんなんでしょうか?まあ、ここの場合は車止めの効果もあるようですが、建物まで続いていかなければいかにも置いたみたいな感じになって面白くないような・・・

 

 

 

 

メイン道路側(西)

ここの壁の後ろが庭(コンクリート床)になっているのだが、建物との関係に繋がりが全然見られず、なんの為のスペースか解からなかった。でも、床レベルで空間を繋げているのは面白い感じがした。(用水が流れている部分がさらに空間を繋げ、視線は遮っているのに視覚的に広がりがありgoodでした。)

 

 

 

 

アプローチ

水面の上を渡って行く事になる。結構使われる手段だが、建物自体が別世界のものとして感じさせる効果があると共に、水面に建物を映せばそら〜カッコいいに決まっています。

 

 

 

 

エントランス

池を渡って建物の中に入ると、右手に多目的ホール(このときは着物を展示していました)、左手にショップ、チューリップ展示空間があります。また、通り抜けると2枚目の写真のところに出ます。

 

 

 

 

ロビー

右手にショップ、左手に喫茶店、奥にチューリップが展示されています。何となく、せまっくるしい感じでした。こんなに大きな建築なのですから、その大きさを生かした空間にしてもいいと思うのですが・・やたら視界が広がらないというか・・せせこましいと言うか・・
やっぱこうでしょ
展示室
2枚目の写真からもうかがえますが、この中庭にも列柱がぶっさしてありました。広すぎる空間を埋める為なら解かりますが、ここにはイラナイと思いました。せっかくのオレンジの柱があるのに・・・

 

 

 

 

展示空間

得に2階に上げる必要が感じられませんでした。チューリップを2階から見てもね〜
丸いボッコて出た屋根は、天井の形そのもので、至る所にボコボコでていた。まあフラットよりはいいかも!

 

 

 

 

喫茶点からショップを見る

ここにも列柱が・・・まあここにははいっててもいいような気はしましたが、禁煙の紙があちこち貼り付けてあったので見栄えはいまいちでした。その建築がどうやって使われていくか・・ここが大切なポイントですね!

 

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studioそら一級建築士事務所

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょいや〜