塔の家 / 東孝光

日本の住宅界で住吉の長屋(安藤忠雄)と並ぶ傑作であるこの住宅は
東孝光(僕の母校である千葉工業大学教授)によて設計された自邸である。
あるとき見学会にでるチャンスがあったのに、何か重要な事と重なって行けなかった
苦い思い出がある建物です。


 

ファサード

住宅の素晴しさは、住む人の熱い思いによって造られる。打ち合わせをしていて「どうでもいいです」「お任せします」といった消極的な住手ではどうしてもリアリティーのない週宅になってしまう様な気がする。この住宅は、都市部に住みたい、でもお金がない、でも住みたい。といった熱い思いが、建物が建ちづらい三角形の敷地にこんな素晴しい建築を生み出したに違いない。

 

 

 

 

裏側

写真で見るより細長い印象を受けました。敷地が20u(12畳)の敷地、これは脅威です。

 

 

studioそら一級建築士事務所