東京キリストの教会 / 槇文彦

確か協奏曲(ドラマ)にも使われていた渋谷区にある建築である。ヒカル(木村拓哉)が海老沢孝介(田村正和)を負かして
大賞を取った作品であるが実際に建築学会賞を受賞している作品である。


 

道路からファサードを見る

カーテンウオールの室内側にもう一つカーテンウオール(和紙が間に入っている)が設けられていて、和紙に写る影がファサードや室内空間に深みを出している。富山国際会議場でも似たような手法が見られる(用途は違う)

 

 

 

 

道路沿いの看板

建物に入っていくと変な目で見られたり追い出されたりもするが、Welcomeと書かれた看板は初めてでした。

 

 

 

 

玄関から礼拝室までの通路

協奏曲でもいっていたが、確かにスケールがでかい、体育館のようだが・・・
人が流れるところを見たかった。

 

 

 

 

礼拝室

ガランとして感じるのは、部屋の縦横の比率のせいだろう。
ヨーロッパの教会、光の教会等どの教会も奥行きのほうが長い、厳粛な空間になるからだ。確かに顔はよくみえるが・・・・
この建築は、厳粛さだけを求めていない、看板に見られるように多くの人にただ礼拝してもらう為にある。その思想あってのこのスケール感なのか。

 

 

 

 

礼拝室(東側、夕方)

 
夕日が入ると先ほどまでのガランとした感じが消える。

 

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