富山県立山博物館 / 磯崎新

この建物は富山町顔プロジェクトのコミッショナーである磯崎新の作品
である。地鉄立山駅に行く山道の途中にその建築はある。立山曼荼羅
が展示されていて、富山にいまだに根付く立山信仰の根元を垣間見る
事ができる。 冬に行くとスキーにきている客に巻き込まれて渋滞に捕まる
はめになるので気とつけましょう。


 

アプローチ
黒いタイルが、森の緑に対して調和しつつも建物として主張している。ただ、正面の白色がやたらハッキリしすぎて気になった。プラン的には実に明確で、トップライトしたの階段で3階まで登り、周りの階段(サッシがある部分)で降りる事になる。

 

 

 

 

駐車場から建物裏を見る

駐車場からのアプローチに対しての建物の表情が工夫されていないのが気になります。1枚目の写真の右側から出てくる事になるのですが、建物の表情が全然見れない・・・後この建物には軒樋が無く雨の日建物に入る時、濡れて大変だと従業員の人が言っていました。

 

 

 

 

ロビー

ロビー左手の階段でいったん3階まだ上がる事になるんですが、内観写真を撮る場合は受付で許可をもらいましょう(しかし、なんで日本の美術館は展示物を撮影できないんだ?著作権?前にルーブル美術館に行ったときは、世界的な名画ですら撮影できたのにどうなってんだ?あと彫刻に触れないのが気に入らない・・彫刻は触って感じるものではないんだろうか?外国の美術館は皆の憩いの場所であるのに対して、日本の美術館は、飾りものでしかない・・・この差はでかすぎると思いませんか?)

 

 

 

 

階段吹抜

トップライトからの光が階段を包む。天に昇っていくような「ふわ〜」とした感じになります。(どんな感じやねん!)

 

 

 

 

2階展示室前休憩場

3階の展示室から降りてくるとこの休憩場にでます。立山を意識したと思われる窓越しに立山連峰が見ええる。(富山県人じゃない人へ:立山という山はありません。ここらへんの山々の総称を立山連峰と言います。)

 

 

 

 

休憩場からロビーに下る階段

 
漆喰仕上の壁から隆起する形で、照明が作られている。この照明は建築のいたる所で使われていますが、結構カッコイイです。階段がとても魅力的な建築でした。

 

TOP
富山の建築
studioそら一級建築士事務所

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぱよ〜ん