谷村美術館 / 村野藤吾

村野藤吾氏によって設計されたこの美術館は糸魚川インターを降りてすぐの所にある。
彼は、モダニズムのさなかそれとはまったく違った独自のスタイルを作り上げていく。
彼の建築は、洞窟や海等自然を連想させるものが多い。


 

ファサード

砂漠の中の岩場のような建築であるが、その形態に本葺屋根の回廊が繋がっているが、似合っている様な、変なような・・・・変か

 

 

 

 

回廊

束石の変わりに、自然石が大胆に使われている。どうせなら、廊下を石が塞いでたり、壁の下敷きになっていたり、もっとがんばってもなお面白いような気がした。

 

 

 

 

ホールから回廊を見る

一度、通って来た回廊を振り返る。お化け屋敷で一度外に出る様な動線を何故か思い出した。

 

 

 

 

展示室

展示室は波打った壁、天井で囲まれており、洞窟の中にいるようだった。洞窟の岩の隙間から差し込む僅かな光が仏像を照らす。

 

 

 

 

展示室2

 
一枚目の写真のいたる所にスリットが見られるが、曲面を柔かく光が照らし曲面がより曲面として見えていた。

 

 

 

 

展示室天井

 
トップライトが仏像を照らす。

 

 

studioそら一級建築士事務所