高山寺石水院

京都の高尾にある国宝のお寺である。市外からけっこう離れている
為、人の数はけっこう少ないがさすがに石水院はそこそこ人がいた。


 

仏像

なんかちょっと怖い、彼は何を考えているのか・・

 

 

 

 

広間

しかし見事な景色です。目の前の敷地レベルを下げるとこれほどまでに幻想的なるのか・・と感心すると同時に、古建築の素晴しさを痛感します。なんの情報もなっかた鎌倉時代にこのレベルで空間構成されてはたまりません。自分がなさけなくなります。数奇屋建築一つとってもすばらしさテンコ盛です。まったく恐れいります。

 

 

 

 

縁側

 

とても開放感溢れる空間になっている。柱がないからだ。普通縁側は柱があってその先にさらに軒を出す方法を一般的としている。「夏を旨とせよ」の兼好法師の言葉どおり、少しでも日の光を住宅に取り込まない為である。しかし、この建物は、ぎりぎりまで庇を出して周りに柱を建てない事によって、周りに実に爽快に吹き抜けた空間を造る事に成功している。突き当たりに何もない事がこれほど開放的になるとは・・・勉強になります。所で忘れてはならないのが、庇の高さです。高すぎると縁側が空間ではなくただのアッパッパーになってしまうのでそこらへんも勉強しとかなければ。

 

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