スパイラル / 槇文彦

槇文彦の代表作の一つであるこの建築は青山通りに面して、道を眺め続けている。
「道空間は都市の切断面であり、都市は道によって縫い合わされた集合である」
と槇が言ってる様にこの建物(都市の一部)は切断面(エントランス・スッテプ状の
ロビー)によって道と縫い合わされており、都市に隣接した建築と言える。


 

青山通りから見る

1985年に竣工したこの建物は、現在の槇のスタイルの先駆けとなっている。緻密なディテール、目地の取り方等はこれからどんどん、奇麗になっていく。現在の槇さんの建物で、小窓が目地にあっていない(3っつの小窓)なんてありえるだろうか!

 

 

 

 

展示室

スパイラルと言うだけあって、建物の中は回遊できるようになっていました。SHOP、レストランが展示室によって縫い合わされていましたが、レストランと展示室の上下関係が気になりました(レストランが見下ろされている。目の前を靴が通りながら飯を食うってそりゃないぜ)

 

 

 

 

1階、2階、3階を結ぶ階段

都市の切断面であるこの空間は確かに建物と道を繋いでいるが、どうしてもSHOPが道から離れてしまう、(道からSHOPの雰囲気が解かる)これは大切な事だと思うが・・道路に面する部分が長くこの空間が1階にくるのならばもっといいようなきがしました・・・でも見下ろす感じもGOODだし・・・建築はむずかしい

 

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