新発田カトリック教会 /  アントニン・レーモンド

アントニン・レーモンドは、かの有名な旧帝国ホテルの設計をライトの補佐として手伝い
そのまま日本に居座って、多くの建築家に影響をもたらした日本建築史上の有名人で
ある。(多分・・良くしりませんが・・)ただその建築スタイルはライトのプレイリースタイルを
思わせるものも多くあり、間違いなくライトの弟子である。・・が同時に軽井沢夏の家は
レーモンドが数奇屋建築から多大な影響を受けている事が見えて面白い。


 

路地から建物を覗く・・

幼稚園に隣接してこの建築は閑静な住宅地の中にあるこの建築は、そのたたずまいがあきらかに日本のそれとは違う。

見つからないな〜と思って通りがかったお巡りさんに聞くと、「アレの事かな?」と言ってこの教会を教えてくれた。で、礼拝室を見ても誰もいない、チャイムを推しても誰も出てこない・・・
仕方がないのでとりあえず中に入って見ることにした。

 

 

 

 

エントランス前

さっきお巡りさんに道を聞いた事もあってちょっとドキドキして建物の中に入ったがやはり誰もいない。とても静かで、空気が張り詰めている。明らかに、訪問者を神聖なたたずまいでかつ無言で受け入れる姿勢に僕は心の中で拍手した。(でもちょっとドキドキ)

 

 

 

 

入口を振り返る

しばらくすると、ドキドキもおさまってどんどんずうずうしくなっていく僕・・ここは僕も部屋になっていった。

 

 

 

 

礼拝室を見渡す

構成はいたってシンプル!見たままですがこの神台の奥は、事務スペースなんだろう多分。
木組が空間に小気味いいリズムを刻んでいる。やや、雑っぽい感じを受けるが、それはそれでいい感じである。

 

 

 

 

礼拝室のトップライト

 
わずかだが、トップライトが室内を照らす。
当然明るすぎてもダメな訳だが、ちょうどいい感じである。

 

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