ロンシャン教会 / ル・コルビュジェ

コルビュジェ後期の傑作である。俗に言われる「白の時代」(サボア邸、ジャンヌレ邸等コルビュジェの
都市理論の一部としての建築を表現していた時代)とは打って変わり、野生み溢れる人間の感情を
そもまま表現した様な作品である。


 

ファサード

恐らく奥さんの死が彼の建築スタイルに大きく変化を与えたのだろう。
結局人は規則の中には存在しきれない。どうでもよくなる時もあり、何かに苛立をぶつけたい時もある。これは、そんな建築だと思う。所で、この建築は男性のあそこに似ていませんか?(そう思うのは僕だけ?いや皆そう思っているはずだ!)

 

 

 

裏側

右の突起部は雨水の排水口である。

 

 

 

礼拝室

壁の厚みが光に様々な方向性を持たせている。(1つ1つの窓の角度が違う)しかしコルビュジェは光の使い方が上手いなあ。

 


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