赤い帽子織田廣喜ミュージアム / 安藤忠雄

「日のある間はひたすら絵を書き、沈んだら寝る」
画家の織田廣喜の言葉である。この美術館はこの言葉
どおり、日没後閉館し織田が絵を描いていた状態と絵の
状態を同じくする為に、展示室には自然光がふんだんに
取り込まれている。(多分安藤が説得したのだろうがすさま
じい説得だ)


 

外観

ブルーメルの丘の中にあるこの建築は、外国色溢れるシショッピング街を抜け、少し歩くと見えてくる。ショッピング街の雰囲気があまりにもこの建築のイメージとかけ離れていたので、本当に着くのか心配だったので、見つけた時はほっとしました。

 

 

 

 

アプローチ

真ん中の壁がとても効いていて、建物のイメージを引っ張り出したり、建物を区切ったりしている。

 

 

 

 

展示室(内側)

緩やかにカーブしている為、流れの中で絵を見ている様な感じがしてよかった。あと、室内に柔かく死角ができるのもけっこういいと思った。

 

 

 

 

展示室(外側)

しかし、これはいくらねんでも日に当て過ぎではないかい?
空間的にかっこいいのは間違いないのだが・・・でもちょっと幅が狭かった。

 

 

studioそら一級建築士事務所