富山市芸術文化ホール オーバードホール /久米設計  

この建物は現在(2003)の全日空ホテルの敷地に建っていた公会堂が移転したものです。
小さい頃から親しみのある公会堂が取り壊されたのは非常に残念ですが、
この建築ができたおかげで富山にも少しは有名人がライブに来るようになった事は非常に
喜ばしい事だと思います。



 

富山駅南口から建物を見る

富山駅南口のすぐ裏にできたこの建物は、
いまや、場所的にも、規模的にも富山の顔になりました。もう知らない人はそんなにいないでしょう・・・。

 

 

 

 

一階ホール

メインの入口は一階ホールに面していて、ここから、上や横に人の流れが明確に広げれれそれが建築のデザインとしても生きれいると思う。もう少し人の流れがあれば面白い感じに見えたと思うのですが、この日は日曜日だというのに殆んど人がいませんでした。
まあ、公共建築というのはどこもそんなものでしょううが・・・

 

 

 

 

3階ブリッジ

電力館(意外と面白いです。お子さんとどうぞ!目指せ第二の田中さん)を抜け、このブリッジを渡りエレベーターORエスカレーターで一階まで戻るのですが、その動線は上手く建物を見渡すように作られていて、同時に下にいる人からも見られる事になり、見る見られるの関係が上手く表現されているとおもった。

 

 

 

 

2階ホール

とにかく駅側に大きく共有スペースが取られていて、駅⇔建物でも見る見られるの関係が上手く表現されていた。

 

 

 

 

コンサートホールホワイエ

中庭っぽい空間が挿入される事で、さらに空間がダイナミックな感じになった。多少やりすぎの感もあるが・・・だいたい中庭だったらもう少し視線を繋げよ・・勿体ないじゃないか!(一人言です)

 

 

 

 

情報センター

北側の入口(線路側)から入ってこの場所に出たあと通り抜けると裏口にでて、右側に曲がると1階ホールにでる。回遊性のある建物で歩いていて楽しい感じがした。やっぱ、敷地が4方道路に囲まれていると、回遊性の方向から考えると設計しやすいですよね〜

 

 

 

 

裏口

 
カナルパークホテルの方からの入口にあたるのですが、上手く動線が建物を通り抜けるように計画されている。市民プラザと似たような手法であるが「そのスケールの大きさの違いでこうまで印象が違うのか」と思った。

 

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