まつもと市民芸術館 / 伊東豊雄 hp
富山に住んでる僕ですが、近そうで遠いこの松本に今回生まれて初めて行ってきました。16.10.10
前日台風が通過していったのでどうなる事かと思いましたが、こうして無事晴天となり楽しく建物を
見学する事が出来ました。ラッキー
前面道路から建物を見る |
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ついにやってきました「まつもと市民芸術館」。仙台メディアテーク以来の伊東さんの話題作ですが、最初の感想がなんかウネウネしてるな〜って感じでした。まあ、見たままなんですが、その建物沿いに沿って歩くと道幅が変化して面白い感じでした。 |
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裏側からホワイエ部分のカーテンウォールを見る |
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で、とりあえず一周しようと思って裏側の方まで歩いて見ると裏側はこんな感じです。3箇所外部に対してハッキリ内部と繋げている所があるのですが、隣の神社の木々や敷地内の巨木に対して借景しています。 |
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前面道路から建物を見る |
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こちら側は建物のバックヤード側になります。この建物は極端に細長い敷地を前後に分けるのではなく左右に分ける事で、建物の奥まで人を導く過程をゆったりとしたドラマティックな空間とする事に成功しています。 |
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正面エントランスから二階劇場に向かう階段 |
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この勾配が素晴しいです。ゆったりしていて、自然に二階に導かれていく感じです。しかも、ゆったり曲げる事で徐々に視界を変化させ一編に見せない工夫が見られます。 |
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ホールから一階エントランス、二階レストランを見る |
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この壁の感じがステキなの何のって・・外から見るとさほどでもないのですが中から見ると格別です。全体的にリズムを付けている所がまた最高ですし、さらにまばらに配置されているおにぎり型の窓からは外が見え、ついつい覗いてしまいます。「ぞうがん」という材料を切り抜いた所に違う材質のものをはめ込む昔ながらの技法らしいのですが内部ならガラスを養生してパテして塗装してしまえばすむのでしょうが(そうしてるようでしたし)外部は雨収まりがそうはいかないと思うのですが・・塗料自体にシール性が必要になってきますから・・・あるのか? | |
劇場へのアプローチ |
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サッシ越しに見えるのは、隣の神社の林ですが、凄くハッキリと借景しています。ですが、アプローチのいいアクセントになっていますね〜 |
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劇場へのアプローチ |
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ちなみにこの日は、ちょっとしたお芝居をやっていて、招待券を持っていない人はここまで入ってこれなかったのですが、管理されている方に来られなかった人のチケットを頂いてこうして入る事ができました。あぶね〜この空間を体感せずに帰る所でした・・・見学に来られる方は見学できるか確認するのをオススメいたします。 |
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3階トイレ前ホワイエ |
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白い鏡面の所がトイレなんですが、そのアプローチのステキな事といったら・・例の壁越しにそって奥まで導かれ、ちょっと暗い感じの中にアクセントで光が強い部分がある雰囲気に急に変化するのですが、なんとも言えない感じです。・・・上手く説明できなね〜なこりゃ・・ぜひ確認してきて下さい。 |
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6階ホワイエ |
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二枚目の写真のカーテンウォールの中ですが、この空間は感動ものです。しかも、形態が半円の為に太陽の位置によって明度さが出るもの面白い感じです。夕日があたったらどうなるんだろう・・・ | |
屋上庭園 |
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屋上は自由に使う事が出来るので、昼寝をしている方や、友達と話してる方なんかもちらほら見られました。ってか、もっと人がいてもいいぐらステキな感じだと思いますが・・・夜が又ステキです。ベンチの下の照明が芝の脇の砂利を照らしラインを作り出すのですが、かなりステキです。 | |
メイン階段部分外壁 |
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うわ〜・・・凄すぎます。ぞうがんのガラス部分から漏れる内部の光(斜め部分が階段部)の美しい事といったら・・・(どうなってるのかよく解かりませんが、壁の中かからも照らしているんだろうな多分) |
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車寄席・アプローチ部分 |
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ダウンライトを連続しておくもの結構いいもんですね〜天井の表情にメリハリがついてます。と同時に床からのアッパーライトで縁を集中して照らし、光のメリハリもいい感じです。 |
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アプローチからメイン階段を見る |
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壁際の連続したダウンライトがいい感じです。 ただ、外壁面にも言える事ですが、素晴しいのですが、誰も見ないし、誰も通らないという事は問題です。いやホント、こんなに素晴しいのに誰も通らないからな〜 |
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屋上広場(ほとんど誰も使わないけど・・) |
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内部から見てガラス面が真っ暗にならないのはやっぱり壁内に照明を仕込んでいるんだろうな〜 | |
レストランを見る |
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レストランはやっているのですが、ここの為だけに部屋中空調する羽目になっているのだろうか?公共建築ならではです。 照明が大きな光る粒みたいで面白いです。後、カーテンや劇場内の座席の模様も外壁のようなデザインになっていて、全体にデザインの統一感を持たせていました。 |
いや〜ホントこの建築には凄まじく感動させられました。
感動したい方はぜひ見学に行ってみて下さい。