前沢ガーデンハウス / 槇文彦

ガーデンハウス、その名の示すとおりこの建物は家なのである。
YKKが海外社員の宿泊施設として、海外赴任者の語学研修施設として
学ぶための大きな家なのである。


 

ファサード

京都国立近代美術館のような建築である。
開口部と壁がしっかりデザインとして、分けられていて、住宅にありがちな、変な位置の窓や、ばらばらの大きさの窓など一つも見当たらない。換気口は何処?

 

 

 

 

ホール

ガーデンハウスと言うだけあって、窓の外は一面草原でした。

 

 

 

 

階段

階段の廻りを、和紙を貼ったカーテンウォールが囲んでいました。確かに空間のアクセントにはなっていましたが、個人的にはなくてもよかった様におもいます。

 

 

 

 

螺旋階段

写真集とかでよく見る写真ですが、ここの階段だったんですね。なんて奇麗な階段だろうと思っていましたが、実際にとても奇麗なかいだんでした。(真ん中のポールが効いていました)

 

 

 

 

出窓

各部屋には出窓が設置されていて、出窓から覗くと他の部屋の出窓が見える様になっていました。研修所、寮等において、各部屋の繋がりをどの程度にするかは難しい所ですが、顔を出したときに相手がいれば挨拶する。部屋の明かりが見える。この程度の距離もいいもんだなあ、とおもいました。

 

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