京都会館 / 前川国男

平安神宮の前にあるこの建物は前川国男によって設計されたものである。
コルビュジェの弟子だっただけあって、随所にコルビュジェの面影が見て取れる。
日本的でモダニズムの意味を明確にした意味深い建築である。


 

道路からのエントランス

建物の一部がゲートの役割をしていて、ここをくぐると下の写真の広場が広がる。なんとなく道路から広場の雰囲気が解かる所がGOOD。ピロティイとはこういうものだと言わんばかりです。(コルビュジェが唱えるピロティとは、視線を遮らない、自由な大地を求めたもので、家の駐車場の機能しかないような部分は多分ささない)

 

 

 

 

広場

広場を囲む様に建物が配置されていますが、2階レベルの広場(食堂前)がこの、広場を楽しそうに見せています。なんとなく広すぎる気もしますが、催し物には最適なのでしょう。

 

 

 

 

入り口

基本的には、ここがメインエントランスになるみたいだが、ちょっとさびしい入り口だと思いました。上の写真の階段に繋げるイメージでもよっかた様に思えました。

 

 

 

 

食堂

 
食堂からは、広場全体が見渡せる様になっています。広場とは繋がっているが、一番上の写真の左側のボリュームとは空間的に繋がりが薄いのが残念でした。(例えばアーチの部分を斜めにして食堂の真中を貫くとか・・・アプローチの感じも良くなると思うのですが・・)

 

 

studioそら一級建築士事務所