立西洋美術館  / ル・コルビュジェ

コルビュジェが世界に残した美術館は3つしかなく、幸せな事にそのうちの一つ
がここ日本に現存する。場所も解かりやすく上野公園のなかにある。
この建築は実際の建設は3人の日本の弟子によって進められたらしいが
(板倉準三、前川国男、吉阪隆正)その為か素材感がなんとなくコルビュジェ
のどの作品とも違う気がする(気がするだけです)。しかし、内部プランはコル
ビュジェそのもので、これこそ安藤忠雄の原点といった感じです。


 

ファサード(正面)しかしファサードという言葉が似合うなあ

竹中工務店によって行われた改修工事が終わり、やっと中に入る事ができました。この建物は、屋上庭園、上部採光等の手法が使われていましたが両方とも今は機能していません。右側にある階段も使われておらず残念でした。

 

 

 

 

展示室間の休憩室

いくつかある休憩室からは全て中庭が見えるようになっていました。
残念ながら内部写真の撮影は禁止されていましたが、ボイドの使い方等この建築から学べる事はたくさんありました。行くべし!

 

 

 

 

展示室間の休憩室2

ダイアモンドチェアと縦型ロールブラインドの色が合っていてGOOD、椅子の並べ方もGOODでした。

 

 

 

 

喫茶前

喫茶店からは中庭が見渡せるようでした。メーニューに食べたかった物がなく外で食べてしまいました。(今思うと勿体無い・・)

 

 

 

 

正面の壁

 
       この石が気に入らない、確かに奇麗なんだが、コルビュジェっぽくない。板倉準三が選んだに違いない。目地のとり方も奇麗すぎる。ここにかぎらずなんとなく違和感があるのは気のせいか(2回目)

 

 

 

 

常設展示室の最初の空間

 
常設展示室はフラッシュさえたかなければ撮影してもいいそうなんで腕の見せ所です。
展示室は展示室間を空間的に繋げることで楽しげな感じになっています。銅像をいろんな角度で見れるし、何より人が空間のいたる所にいる感じはなんとなく楽しさがあります。

 

 

 

 

常設展示室2

 
先ほどの吹き抜けの展示室を囲む形で展示室が回廊状になっています。所どころで先ほどの空間と繋がるように展示室が飛び出しています。(写真では判断できませんm(__)m)

 

 

 

 

常設展示室3

 
上の回廊を抜けると写真右上に出てきて他の展示室を回って下の空間に出てくる事になります。前に見た空間に違う所からアプローチするのは迷路的な楽しさがあります。

 

TOP
全国の建築
studioそら一級建築士事務所