百河豚美術館(いっぷく)

この美術館は、河豚料理の老舗「太政」の創立者、青柳政二氏が
長年にわたり収集した日本、東洋の古美術品と私財の寄付により
昭和58年8月開館したものです。
珍しい館名は河豚を愛した青柳氏の号「百河豚」をそのまま命名し
ており、これには心の安らぎの一服という意味も含まれています。
(百は、青柳氏の体重が河豚 100匹分だった事から付けられました。
また百河豚はまったくの当て字です)




 

エントランス、チケット売り場

この売り場に人がいた事はありません。インターホンを押して中に入っていきます。周りの盛土や入口の門の高さがちょうどいいです。
なんとなくインド系の石造がいい雰囲気を作っています。 このもんをくぐると滝も音が聞こえてきて別空間に入ってきた事を印象付けていた。

 

 

 

 

西側ファサード

後ろの立山連峰を意識した寄棟のおおきな屋根がGOODです。ただ、美術館内部から立山を見れる部分がないのが非常に残念です。館内に入って突当りに階段がありそこに曼荼羅が飾られていたんですが。そこをぶち抜いて、窓にしたら最高なのにと思いなした。

 

 

 

 

ロビーがらアプローチを見る

ちょうど、敷地を囲む盛土の高さまでしか見えないように窓の高さが決められています。室内が落ち着いた雰囲気になっています。

 

 

 

 

別館

別館までは庭園を通って行くことになる。この美術館にとっては庭園も作品の一つであり、散歩しながら展示物を見て廻れるので、晴れた日は最高です。まさに「いっぷく美術館」

 

 

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