h.hstyle.com / 妹島和世+西沢立衛

表参道から渋谷方面に抜ける小洒落た歩行者天国沿いにその建築はある。
いままで見た事のない様な、華奢な構造体だった。確か150φだったと思うが
細い・・・鉄骨造で柱のサイズは意匠的にとても重要だ、住宅で階高3000
切るぐらいの空間に400φの柱は太すぎる。でもそうなってしまうのが現実だと
思っていたが違ったらしい、こらは調査せねば。後、スラブを梁のウエブ内に
納めていて、低勾配の階段を移動する際見えるスラブの印象も最低限に
抑えている。 最後にこの建物は家具SHOPです。倉俣史郎の家具もあったので
家具好きの人にはいいかもしれません。


 

ファサード

3っつの層を低勾配の階段が繋いでいる。階段はレベルの移動の他に、展示品を別の角度から見る事、次の空間へのアプローチとしての性質があり、勾配を緩やかにするとその性質が明確になる。

 

 

 

 

構造体

しかし細い・・・しかしよく考えて見ると、木材より性能の高いスチールの柱が木材よりも太いはずがない。曲げに対して少ない材料で対応する、曲げを柱断面で処理する(木造は基本的には筋交)この点を見直せば細くはなるのだろうが現状では無理だと思っていたが・・・勉強不足です。

 

 

 

studioそら一級建築士事務所