YKK黒部堀切寮  / ヘルマン・へルツベルハー

世界のファスナーメーカーYKKの女子寮である。会社の上司に連れられて入る事ができた。
アルシテクトゥールステゥディオ・ヘルマン・マルツベルハ(長いって)によって設計されたこの
建築は外国の建築家ならではの柔かい発想が盛りだくさんでとても勉強になりました。
どうしても日本の建築はかたい・・・


   

 

ファサード

コールハスを思い出させる建築形態であるが、この建築を通してコールハスの言っている事(ほとんど知らないが・・)の一部を体感できた様な気がする。
連続する平面の可能性とか・・

ゆったりした階段の空間の繋ぎ方+回遊性、とても楽しい建築でした。

 

 

 

 

食堂

建築材料の選び方が非常に面白かったです。地面に黒塗りの松(多分)が使われていたり(あらあらしい材料だが、目線から程よくはなれ、上からみるので陰影も感じにくい床面には丁度よい)、ガラスの代わりにポリカ、アルミメッキ等、別に何てことない材料ですがなんとなく斬新なものに感じました。

 

 

 

 

屋上に繋がる階段

アルファルト防水なのに立ち上がりがない?階段と窓の取り合いに立ち上がりがない?何が必要で、なにが必要でないか、ここを詰めていかないと良い建築はできない・・と思いました。

 

 

 

 

廊下から食堂を見る

建物の何処でも明るく楽しい感じです。

明るい建築は楽しい・・

 

 

 

 

和室

和室の天井材の感じがGOODでした。和室空間がまったく違ったものになっていました。太鼓張りの障子、琉球畳等組み合わせもGOOD。

こっちもGOOD(by小錦)

 

 

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