グエル公園 　/アントニオ・ガウディー

ガウディの生涯最高のクライアントであるグエル氏に頼まれた高級住宅街の公園。
住宅街はグエル氏の経済状態の悪化により実現しなかったが、公園は今なお観光名所
（地域公園）として現存する。建築という芸術はどうしても最良のクライアントなしでは実現
しない。コスト面の問題はデザインと隣合わせの最大の問題である。コストをみたしながら、建築
を完成させる。まあ、これが醍醐味といえば醍醐味なのだが・・・さらにお客さんの趣味の
問題も・・普通の建築家ならお客さんが駄目といったらどうしようもない訳だが、グエル氏は
ガウディにデザインの全てを任せていた。（そんなお客さん何処かにいないかな〜）

広場
	メイン広場である。町を一望できる高台の住宅公園である。この公園はとても広い割には、想定された住宅数はとても少なそうです。それじゃあ実現しないはあたりまえじゃん・・と思いました。
広場の下の空間
	上の広場を支えている柱である。下でバイオリンを弾いている人がいてとても幻想的に聞こえました。天井の凹凸が音を一箇所に集中させない様になっていました。タイルを砕くことで曲面をタイル仕上げにするアイディアはデザインデ的にもナイスでした。
公園内のトンネル
	自然をまねているらしいのですが、もう少し太い細い、位置をずらしたりすればもっとよかったと思うのですが・・・（周りの木の様に・・）