潟博物館  /青木淳

潟とは砂州等が張り出して海と分離してできた湖や沼の事らしく、
昔はここで魚を獲っていたらしい。今でも見事に保存されていて、
その風景は何処か懐かしい感じがする。新潟県豊栄市の福島潟
を望む形でその建築は建っている。


 

駐車場から建物を見る

外周部のスロープ、内部に展示場と見たままの建築である。青木氏が造る建築は、求められる要素を実に明確かつシンプルに建築にしている。

 

 

 

 

2階から1階売店を見下ろす

2階までは無料でした。3階からは400円かかります。

 

 

 

 

螺旋スロープから福島潟を見る

スロープを登っていくと、周りの風景が飛び込んでくる。絵画を見る場合(グッゲンハイム)とは異なり、壁(カーテンウオール)に対して直角に見る必要がないので楽である。(傾斜地に横向きは辛い、真っ直ぐ登りながら、斜め前を見る事はさほどでもない)

 

 

 

 

最上階ホール

最上階はホールになっていて、螺旋の高低差を上手く空間構成に利用している。右手の階段を登ると屋上にでられ、周りじゅう見渡せる。

 

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